日米戦争(太平洋戦争)の遠因

 2001年に発行された大川総裁先生の著書「奇跡の法」P.75 に掲題の戦争の原因について記載があります。これに関して1点補足しておきます。
 先生の主張を要約すると、
1.アメリカがフィリピンを植民地化したが、台湾との距離は蒸気船で1日の距離であり、日本に奪われる恐れを感じ日本を仮想敵国と認識しはじめた。
2.中国に関する権益を狙っており、日本の拡張に警戒感をもっていた。

 日米開戦の原因の一つを補足しておきます。
 実は日露戦争のとき米国は日本を支援し、実際ルーズベルトがロシアと仲裁に入りましたが、このとき日本支援の条件として、満州の共同経営を挙げ日本も条件を受け入れていました。ところがその後、日本はこの約束を反故にしました。その後の米国の動きをみると、この日本の約束無視への対抗策であったことは明白です。
1.日本移民への差別
2.日本の満州での行動への反対活動
 (国際連盟への働きかけ) 
3.石油供給停止
4.石油供給停止解除の条件内容(ハル・ノート)

 一般に米国は4のハル・ノートで日本を追い詰め、日本側からの開戦を起こさせた、となっています。実際私もその説に賛成ですが、日本が満州経営に関する米国との約束を破ったことも憶えておいた方がよいでしょう。

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